曇り空の休日と、消滅した東京タワーと、長いタイトルに関する個人的な思惟を少々。
「世界の終わりと、ハードボイルドワンダーランド」
みたいなタイトルを付けてみたかったんだけど、
上手くいかなかった。
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今日は先日の合宿研修の代休になっていて、
明日とあわせて二日間のお休みを頂いている。
僕のマンションの周辺はあまり高い建物が立っていなくて、
割と見晴らしが良く、普段ならば、
六本木ヒルズや東京タワーが一望できるのだが、
煙った空に掻き消されるように、
今日は東京タワーを見ることができない。
あれだけ巨大で、目立つ配色の建造物が、
白いもやの中にすっぽりと隠れてしまうというのは、
とても不思議な感じがする。
そんなことを思いながらタイトルを考えていたら、
あまりパッとしたものは浮かばなかった。
そもそも、曇りの日なんてそんなもんだ。
部屋で流している、クラムボンの新譜「てん、」が、
聞き込むほどに良くなっているという事を除いては、
こんな曇り空の日に良いニュースなどは無い。
曇りの日に対するステレオタイプな印象。
最近、長いタイトルをつけることに若干の自己満足を覚えている。
そもそも、blogの様に外に向けて発信されている性質のものにおいて、
自己満足性の追求というのは如何なものかとも思うが、
そもそも僕に関して言えば、文章を書くということ自体が、
基本的には自己解放だと思っているので、許容範囲内かなとも思う。
きっと、こういうことを書くと、同期の某君にまた、
「見せ掛けのロジックで理論武装した、中身がスカスカな主張」
と揶揄されてしまうかもしれない。
でも仕方ない。その通りだから、ぐうの音も出ない。
以上、中身もメッセージも何も無いエントリーでした。
でもそれは、思考を鈍らせる曇り空のせい。