鉄砲 【2・0・1・0】
一ヵ月半の短期放牧明け。鉄砲 【2・0・1・0】。
気性が勝ったタイプなので休み明けは不問だが、未だ絞りきれず。
大目標はこの先で、一度叩いて変わり身あれば。と言ったところ。
ここは見が正解。
恐らく今の僕を競馬新聞が評したらこう書くだろう。
天高く、馬肥ゆる秋。
僕もまた然り。
さて、一ヵ月半ぶりの更新です。
『もはや、ブロガーではない』という1956年の経済白書の様なコメントも飛び出す始末ですが、
ディープインパクトも帰ってくるし、久しぶりに更新してみよう、と。
振り返れば、もう夏もお終いに差し掛かってきています。
去年の夏はロンドンに居ました。それが嘘のように遠く感じ、懐かしくもあります。
70余本のカールスバーグの空き缶は、永遠の思い出です。
初めて学生ではない立場で夏を迎え、改めて夏が嫌いになりました。
そもそも、僕は夏が全く好きではない僕ですが、社会人になると尚更です。
アポの帰りに、夏休みを謳歌するように渋谷の町を埋め尽くす人の波を見ていると、
ハンパじゃない郷愁感に襲われます。
戻ることの出来ない時間に憧れと後悔を抱くのは、きっとその時間が輝いていたから。
でも、別に昔に戻りたいとは思わないのは、きっとその昔の生活にも辟易していたから。
どんなに良い環境も、それに慣れてしまえばあとは飽きが来るのを待つだけなのかもね。
そんなときに読みたくなる本がある。
勿論、村上春樹の『風の歌を聴け』
村上春樹の殆どの作品に通じる永遠のテーマである、喪失をただひたすらに描く作品。
時間とお金と友人と大切なものをなくし続ける素敵な小説。
この作品は20年前に映画化されたのが、今週22日にDVDで再販になるらしい。
映像化されたものを見たことは無いので、イメージと違ったらちょっとショックだが、
既にアマゾンで予約をしてしまったのは言うまでも無い。
それよりも困ったことは、久しぶりのエントリーなのに全く内容が無いことだ。
やれやれ。